先送りや先延ばしの弊害とその克服方法 (節約、貯蓄、仕事、健康、金融・自己投資などなど)

やらないといけないと分かっていても、なかなか手を付けられない、後回しにしてしまう人は意外と多いようです。

問題や課題を先送りすることは、絶対にとまではいいませんが、多くのケースにおいてデメリットをかかえています。

 

先送りのデメリット

①先送りにしたタスクに、思考力や記憶の一部が割かれることで生産性の低下を招く

 

②ストレスの原因を抱えつづけることになる

 

③期限を逃す可能性や、難易度が高まる

(期限を逃す一例として、仕事や健康に関する問題を先送りし、納期や懸念されていた病気が発病してしまうなど。難易度が高まる例としては、60歳で1億円の財産を築く場合20歳から始める場合と、50歳で始める場合など。)

 

④自己評価と自信が低下する傾向にある

 

などがあげられます。

 

先送りの克服方法

①タスクを細分化する

先送りの原因として考えられるものの一つに、そのタスクが大きく感じ気後れしてしまうことが挙げられます。

そのような場合はタスクを細かく分けていくことで、複雑で大きく感じていたタスクも、単純で容易に取り組めるタスクにすることができます。

 

②優先順位をつける

多くのタスクを抱えていると、どれから手を付ければよいかを考えなくてはならず、その順番を考えることが面倒でつい後回しにしてしまうこともあるでしょう。

その場合は重要度で規則的に優先順位を決めまてしまいましょう。

重要度は例えば、期日、影響度、などがあります。

考えることが億劫な人は、このように機械的に優先順位を決め、機械的に取り組み始めることをお勧めします。

 

③スケジュールを決める

夏休みの宿題問題でもよく取り上げられるように、人間には与えられた制限ギリギリまで支出や時間をかける傾向にあり、これをパーキンソンの法則といいます。

このような性質の裏をかくには、それを見越して予め厳しめの基準を設けることが有効です。

 

④自分へのご褒美の設定

特に、先送り地獄から抜けたいと考えている人にお勧めの方法です。先送りは脳を成功体験と報酬系の刺激から遠ざけてることが、更なる先送り思考を招きます。なのでこの負のループから抜け出すための一歩として、物理的なご褒美を用意することは有効な方法のひとつだと考えます。

 

 

⑤環境を整える

少々気の重い事に取り組むためには、周囲の環境を整えることも大切です。勉強するのであれば、片ついていて、集中できる環境を。減量や、貯金に取り組むのであれば、身近な人に宣言して行うことも有効です。

 

 

 

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