為替変動の資産への影響の把握と通貨分散の検討

今月初め時点での、私の個人総資産は(円換算)2750万円でした。

 

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内、外貨建て資産は約93%で(92.9%)2557.5万円相当。

さらに分類すると、香港ドル建て資産は5.4%の138万円相当、残り94.6%が米ドル建て資産で2419.5万円相当となっています。

 

この通りほぼ全てが米ドル建て資産であり、大きな為替リスクを背負っていると言えます。

リスクを背負うとしても、被害を事前に知って置き備えることも大事なのです。

なので大きな円高になった際に私の資産がどうなるかシミュレーションしておきたいと思います。

 

もしドル円が110円になったら

想定するドル円は110円とします。特に明確な根拠はありませんが、個人的には特殊要因などでこのあたりまで円高が進む可能性はあると考えています。

(ここまで円高が進む可能性が高いと考えていたり、これ以上円高が進まないと考えていないわけではありません。地震津波の被害想定と同様に、起きてほしくない被害を、発生確率が高そうな水準に設定しているイメージです)

 

今月初めのドル円は157円台で外貨建て資産は2557.5万円相当でした。(香港ドル資産も含まれていますが、ドルと同じ動きをすると仮定し含めて計算します)

ドル円が110円になると資産は765.5万円減少の1792万円相当になります。

 

結果を受けて

とこの結果を受けて、普通は日本円の比率を上げないといけないな・・・・となるところでしょうが、私の感想は少々違います。

 

今まで、ドルと米株にかなり強気でしたが、米国の債務拡大に(日本も同様に)懸念を持ち始めるようになりました。

債務拡大に歯止めが聞かなければ、通貨価値と信用に疑念が生まれかねませんし、債務問題に取り組むにせよ、財政緊縮や増税により、景気は落ち込み過去のような急成長は望めないかもしれないという懸念です。

 

 

米国は今まで革新的ともいえるサービスを生み出し、これからも生み出し続けると考えており、これからも米国株を主力に据える事には変わりはありません。

しかし、債務拡大を続けるアメリカ(と日本)だけでなく、他の通貨建て資産にも分散することを検討する時期に来ているのかもしれないと個人的に考えています。

 

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