個人でも、アンチウイルスソフトを検討する際に、候補の一つになるカスペルスキー。私も2022年のある時期まで使用していました。
理由は、他社に比べ性能(ネット上では、ウイルス検知率トップクラス、誤検知少な目という評判が多い印象)が優秀な割にコスパが良かったからです。
そんなカスペルスキーを、米政府はアメリカ国内での販売を禁止することを今月20日に発表しました。
急にも思えますが、過去の2017年にはアメリカ政府機関での使用を禁止を決定、2022年には安全保障上の懸念がある企業に指定されており、布石はきちんと打たれています。
記事によると、アメリカ国内のインフラ企業や、州・地方政府なども顧客に持つことから、かなりの利用者がいることが推測され、欧米のセキュリティー企業は乗り変えラッシュの恩恵が受けられるかもしれないと考えています。(クラウドストライク株を保有しています)
物事は中立的に見たいという人向けにもカスペルスキーの声明も掲載しておきます。(アメリカの言うことは信用できねえ。そんなグローバルサウスの方はこちらだけ見ておけばよいかもしれません)
当たり障りのない模範解答という印象です。
最後に
私が、カスペルスキーの使用を辞めたから、アメリカ国内での販売が禁止されたから、
カスペルスキーが危険だと断言する意図も、不安を煽る意図はありません。(国内利用者も多いと推測しています)
カスペルスキーという企業やソフトが優秀であることは事実であり、清廉潔白なのも事実かもしれません。しかし独裁国家において、一企業は無力であることも忘れてはいけないのではとも考えています。