短期売買をした投資家の末路(売らずに持っていた場合リターンは?)④

前回のブログ③の続きになります。

 

 

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テンセント

SPGI売却後、次に買ったのが、ゲーム売り上げ最大規模であるテクノロジー巨大企業のテンセントです。5年間の株価はこんな感じ。

 

Bloombergeより参照

中国経済の低迷と先行き不安、中国国内のゲーム規制、政権のリスクなどがあり株価も下落傾向で5年前と同じ水準に。しかし、売上高、利益等は5年前より着実に成長しているように見えます。

テンセントは政府のゲーム規制発表による株価急落後から自社株買いを増やしており、さらには今年度は、前年比2倍以上の自社株買いを行うと発表しています。

数年前より、中国政府は国内の巨大テック企業への締め付けや圧力を強めていますが、昨今の中国株式市場全体の低迷は、株主還元への追い風になるのではとも考えています。(政府から企業へ自社株買いを増やし株価を下支えするように指示がでているのではと推測します)

 

超ハイリスクではありますが、投資するうま味があるのではと考え購入しました。

 

2024/1/25に、平均取単価は280.71HK$(香港ドル)で200株購入しており、今現在も保有しています。

 

2024/3/23時点の株価は288.80HK$であり、含み益は1618HK$、ドル・香港ドルレートは7.822HK$なので206.85$の含みとなります。

 

4点の利益比較

実際の利益(2024/3/23時点)

UNP・NEE・SPGI・の税引き後売却益と税引き後配当金が3244.67$、これにテンセントのドル換算後の含み益を合わせると3451.52$となりました。

 

 

利益が大きい順に並べると

 

実際の利益(2024/3/23時点)3451.52$)>もしネク(3284.58$)>もしエス(3050.82$)>もしユニ(2992.62$)

 

あくまで現時点での暫定ですが、いずれかをホールドし続けるより、売買の苦労が報われたとも言えなくはないような結果が出ました。運が良かったようですね

 



最後に

次回は数々のアクティブ投資達を葬ってきた指数との比較を行っていきます。

 

つづきます。

 

 

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