時は金なり 資産形成には支出だけなく、可処分時間のコントロールも重要

可処分時間の前に可処分所得の説明

可処分所得とは、税金や社会保険取られて控除され、残った自身の裁量で扱える所得のことを指します。

 

資本主義経済では、各企業は消費者の可処分所得を奪い合っており、普通の人が資産形成するには、企業広告の誘惑や欲望をある程度断ち切り、支出をコントロールすることが必要なのは言うまでもありません。

 

最近、企業は可処分所得だけではなく、いかに多くの可処分時間の奪うかという話も耳にするようになりました。

 

可処分時間とは

1日24時間ありますが、全てを自由に使うことは出来ません。日常生活を送る上で、仕事・睡眠・食事・家事などが必要だからです。それらを除いた時間が可処分時間です。

(可処分時間が生活に必要な時間を控除するなら、可処分所得も最低生活コストを控除すべきではとも思いますが、このように定義されているようです)

 

可処分時間の奪い合いと中毒性

インターネットの高速化や、携帯端末の高性能化は、新たなサービスを生み出し、現代では、良質かつ無限とも思える膨大なコンテンツを、無料もしくは低価格のサブスプで提供しています。

 

これらは手軽さと、自分好みのコンテンツを探し続けれることから、ある種の中毒性があり、現にスマートフォンが常に手元にないと不安を感じたり、数時間以上手放せないという人も少なくないようです。

 

企業が提供するコンテンツは、可処分時間に対し、供給過多の競争状態です。なので今後はますます、人を引き付ける・繋ぎとめる為、より中毒性が盛り込まれていくことが予想されます。(オンラインゲームはそれが問題として表面化しつつあるようにも見えます)

アルコールと同じく、適量ならよいのですが、変な依存や振り回されるようでは有用であるとは言えません。(なんとなくの人生を送るなら、それもありですが)

 

可処分所得コントロールの重要性

時は金なりという言葉もある通り、資産形成の観点からも、可処分時間がコントロールできるかどうかは非常に重要であると私は考えます。

 

まずは、資産形成する上で、勉強などの自己投資(お金をかけない独学で充分と私は考えます)に時間を割く事が有用だからです。

効率を上げる上でも、騙されお金を減らさない為にも(投資詐欺が増えていますので)にも多くの知識は重要で、それらを学ぶためには時間確保が必須です。

 

もうひとつは、自分の時間の管理すらできない者が、資産を適切に管理できるとは思えないからです。

 

 

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