労働者が資本家を目指す為の最良の戦略 

                                  ver24.03.27 

 

私は収入が多くない労働者ですが、資本家を目指しています。

以前の私は、高収入者なら可能でも、私の収入では無理だろうと諦めていました。

 

 

ある時、資本主義の仕組みを知り、徐々に労働者から資本家の比率を高めることで資産家に近づける可能性がに気づきました。今回は資本主義の仕組みと、私が考えたお金持ちに近づく方法について語ります。

 

資本主義経済について

資本主義経済には2人の人物が登場します。それは資本家と労働者です。資本の有無で資本家と労働者に分かれます。(現実には資本家でありながら労働する人も決して少なくありません)

 
資本とは

土地や建物、生産設備や豊富な現金など、富を生むことが出来る資産を指します。

 

資本家とは

資本を用いて事業を営んでいる人です。事業には失敗や損失を被るリスクがありますが、成功すると資本は更に増加します。

経済が回る過程で、失敗した資本家は退場、成功者は増大した資本を活用し更に資本を増大させます。こうして生き残った少数の資本家に富と資本が集積していきます。

 

労働者とは

資本を持たないず、自らの労働力を売って賃金を稼ぎます。労働者には事業失敗時の損失も、成功時の報酬もありませんが、一定の安定した収入があります。ノーリスクで安定した収入があるのでデメリットなしに見えますが落とし穴もあるのです。

 

労働者はお金持ちになれる?

労働者は基本的にお金持ちになれません。なぜなら、労働者には再生産が行える程度の賃金しか払われないからです。賃金の大半は労働力の再生産に使われ、手元にほとんど残らないからです。

 

労働力の再生産とは?

あなたは1日労働すると疲労します。 お腹も空くし、ストレスもたまります。それらを解消しないことには、翌日に自身の能力を発揮できずに生産性が下がります。更に定期的に技能や知識をアップデートしないと相対的な労働的価値は低下してしまいます。

 

労働力の低下は資本家にとっても損失なので、労働力を維持できるだけの賃金が支払われます。

しかし、あなたがより豊かになりたいと考えるように、資本家も更に豊かになりたいと考えています。なので、労働力の再生産に必要な賃金以上を払いたいとは考えません。つまり資本家は労働力の再生産はさせるが、あなたをお金持ちにする気は更々ないということです。具体例は下記のとおりです

 
年功序列

現在能力主義に置き換わりつつあるかもですが、年功序列において賃金は20代は少なめで、30代40代50代と年齢が上がるにつれ段階的に賃金が上がっていきます。その理由は家族構成の変化です。労働力の再生産コストは家族を養うことも含まれており、年齢があがるにつれ結婚や、出産、住宅購入などの人生イベントが発生することが考慮して設計されています。年齢とともに給料は上がりますが基本的に再生産コストも上昇するので結局手元に多くは残らないのです。(心当たりありませんか?)

 

学歴の違い

大卒者は高卒者に比べ給料が高めに設定されています。それは大学で4年間学業に打ち込んだコスト及び、大卒社員に相応しい知識や、技能をアップデートする為のコスト分が上乗せされているからです。だから、高卒者より高めの給料設定も求められる内容が高いつまり再生産コストが高いからであり、こちらも基本的に手元には残りません。

 

 

私が考える労働者の立ち回り方

以上のことから、なんとなく労働しているだけでは資産家にはなれません。なので、豊かになるために戦略が必要です

 

戦略①労働力の再生産コストを下げる。

労働力の再生産コストは自己申告制ではなく、会社がはじき出し賃金が支払われます。

つまり本当は15万円で労働力の再生産が行えるけど、会社が20万必要だと判断すればあなたの手元に5万円残ります。つまり賃金より低い支出に抑え手元に資金を残そうということです。まぁ節約ってことです。

 

②労働をしながら資本家になる

望まずとも資本主義経済の中にいるのだから、資本主義の恩恵を受けない手はありません。具体的には①で貯めた資金を投資に回すことです。

これも資本主義経済の恩恵によるものですが、ハードルが高かった株式投資も、現在ではネットを介して数百円から行える手軽なものになりました。

私は株式投資を選択しましたが、あなたの信じる投資方法でよいと思います。最初は小額かもしれませんが、徐々に投資金額が増えるにつれ、資本主義の恩恵を感じる事でしょう。

 



最後に

この戦略が正しいのか、収入が多くなくても適用できるのか。それは私が身を持ってこのブログで証明していきます。

 

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