2024年5/22に発表されたエヌビディアの決算は、売上高見通しを含めて予想を上回ったことや、株価は上昇しました。(1:10の株式分割や配当の150%増配も発表)
24日終了時点で、株価は1064.69$、時価総額は2兆6189億$となっており、時価総額2位のアップルの時価総額2兆9137億$に迫りつつあります。
このAI革命の先頭を走り、今後も大きな成長を期待させる、エヌビディアのビックウェーブに私は・・・
乗らないことにしました。(もう上昇しないと言っているわけではありません)
理由はいくつかあります。
①AI銘柄はもうポートフォリオに入っている
AIブーム?の恩恵はポートフォリオの1/4を占める、マイクロソフトで充分(エヌビディアには劣るかもしれませんが)取れると考えています。(もしかすると約15%を占めるアップルでも)
②ポートフォリオ入れ替えを考えられなかった
私のポートフォリオ内で、マイクロソフト、コストコが好調な一方、(あとはBTIとSEも意外に好調)アップルやマクドナルドなど、冴えない銘柄も抱えています。これらをエヌビディアと入れ替えるという考え方もないわけではありません。
しかし、トレンド変化とともに好調銘柄と不調銘柄は入れ替わりがちです。(現にエヌビディアを始めとした半導体銘柄全般が売られていた時期も現にありました)
なので、短気的な目線で銘柄入れ替えは行わない、という私の考えに基づき、現時点入れ替えは考えていません。。
③半額・割引投資家として
私は、生活において質が良く高級なモノを好む・・・という人間ではありません。
価値より割安な価格(と思われる)のモノを好みます。なぜなら高級なモノの価値が分からないからです。
株式も同様、高値更新する銘柄の価値算定が(私には)できないので、高値で買っていくということが大変苦手です。
私がもしエヌビディアを買うなら株価が下落している黒丸あたりでしょうか。
過去のグラフを振り返って仮定の話をしても意味がないと?
実は・・・大底で張りませんが(大底は100$台前半)、黒丸あたりでエヌビディア株を平均取得単価約230$で50株買い集めていました。
その後、(今思えば)破格の価格で購入していたエヌビディアを、数万円程の微益で売却してしまい、私の中ではエヌビディアへ投資は終わった話となっています。
最後に
確かに大きな利益を逃したことは非常に残念で、勿体のない事ですが、かの著名投資家は「投資に見逃し三振はない」との旨の言葉を残しています。
エヌビディアこそ見逃してしまいましたが、テンセントはそこそこのヒットだったと自負しております。
なので、エヌビディアの見逃しを後悔せず、これからも無数のボールの中から自分が打ちやすいボールだけをじっくり見定めバットを振っていきたいと思います。