以前書いた資産構成内容と、その考え方の前編の続きになります。前編はこちら
私の株式の構成について
私の資産保有額に対する株式の割合は94%で、全てが外国株式です。そしてその9割が米国株式(米国に上場する外国株式(米国から見た)を含む)で構成しています。私が米国株に集中投資している理由はこちらになります。
私のポートフォリオ
マイクロソフト(MSFT)27.6%
コストコ(COST) 30.8%
アップル(AAPL) 17.5%
マクドナルド(MCD) 9.1%
テンセント (700) 4.2%
ブリティッシュアメリカンタバコ(BTI)3.3%
シー(SEA) 1.5%
全世界株式投資信託 0.3%
とほぼ個別株のみといった構成になっています。
私のような凡人は個別株ではなくインデックスに投資する方がリターンが高くなると自分でも考えていますが、私があえて個別株を選好する理由はこちらです。
ポートフォリオ構成の考え方
人間にも子供、大人、老人と形態を変えていくように、企業にも大きく3つの形態があると考えています。
生まれてから年数がたっておらず、赤字を出しながら急激な成長を遂げる企業~黒字を出すも利益の大半を再投資に回し急成長していくのが第一フェーズ企業。
第2フェーズは業界で一定の地位やシェアを確保し、安定成長をしながら自社株買いや配当などの株主還元をおこなっている企業。
最後は、成長がほぼストップ、もしくは緩やかな衰退が見込まれるが、安定して稼いでおりそのほとんどを株主還元に費やす第三フェーズ企業。
子供がいずれ大人になり年老いていくように、若い企業もいずれ成熟しいずれ社会から必要とされなくなり倒産していくわけです。(社会から必要とされ続けれれば、生き残り続けるでしょうし、部門を切り離して若返る企業もあります)
高配当を趣向するならば第三フェーズ企業を多めに、配当は望まずキャピタルゲインだけを望むなら第一フェーズ企業をオンリーなポートフォリオになるかと思います。
私の構成
私は、インデックスが最適解にも関わらず個別株を選んだ負い目があるのか超大型で安定成長している第二フェーズ企業を好んでおり、多く組み込んでいます。
第2フェーズ企業と期待して組み込んでいるのがマイクロソフト(MSFT)、コストコ(COST)、アップル(APPL)の3社です。
3社いずれも、連続増配かつ自社株買いからなる株主還元を積極的に行っていること、またいずれのビジネスも当面は社会から必要とされなくなることが考えづらく(私の中では)、安定して存続するだろうと思われることから私のポートフォリオの主軸に置いています。私のポートフォリオにおける3社の構成割合は約76%という数字からも分かるように絶大の信頼を置いています。
最後に
個別株の投資家(日本株、海外株問わず)にも高配当全振りから、成長株集中投資家まで様々ですが、私はわざわざ個別株に投資しているにも関わらず、急激な株価変動や、成長せずインデックスに置いていかれるのが怖いチキン投資家なわけであります。
次回はチキン投資家が残りの構成をどう考えて銘柄を組み込んでいるかを書いていきたいと思います。では