私の資産構成内容と、その考え方(前編)

 

私の資産の定義

私のブログ内で扱う私の資産と、私の判断で動かせる自身の個人資産のみになります。

人によっては夫婦や家族全体の資産、年金関係の資産を含める人もいますが、私に関しては家族や、家計資産及び、年金関係(iDeCo個人年金など)は含めません。2024年1月末時点で日本円換算で2400万円代になりました。

 

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資産構成①

私の資産は、大きく分けると、日本円、米ドル、外国株式の3種類です。外国株式は米国株式が大半と、少数の香港株式からなります。

比率は凡そ、日本円4%、米ドルは1.8%、香港株式4.2%、米国株式90%となっています。

 

日本円資産を少なくしている理由① 日本の衰退(世界経済に比べ)を想定している為

 

私が資産を運用する一番の目的は、経済的自立を達成する為で、達成は15年~20年以上先になることが予想されます。達成後も現金比率は高めたとしても運用は継続していかなければなりません。つまり20年後30年先を見据えた投資が必要です。

 

私の想定では、日本は今後20・30年といった長期スパンで、海外の先進国より相対的に国力・経済的に衰退していくだろうと予想しています。(海外の発展途上国と比較は言うまでもなく)

 

日本を悲観的に見過ぎだと言われるかもしれませんが、資源は自給できない、人口の減少には歯止めも効かず、現代においても過去の反省も生きておらず未だに政府の中枢から社会の至る所まで、精神論と楽観論が蔓延っています。(足の引っ張り合い、出る杭打たれるとか)

 

化学・技術大国も昔の話で、教育や研究予算は縮小され、現在は過去の遺産を食いつぶしているようにしか見えません。

 

また、ゆるやかな国力の低下を認識せず(ゆでガエルのように)、無謀にも今まで通りの社会インフラを維持しようとしており(過疎地や限界集落など)、今以上の税負担と、その経済的な影響は避けられないでしょう。

 

 

とまぁ、色々悲観的に書いてますが、なんだかんだ日本は現状程度は維持できるかもしれないとも思っています。ただ、世界の国々が成長していく中で、現状維持ということは対的においていかれるわけでもあります。

 

為替は、2国間の通貨発行量と、需要(国力・経済力)で決まると私はシンプルに捉えています。仮に日本が相対的に置いていかれると想定するならば、長期的に円の価値が下がるということです。ならば、円資産より外貨資産を持っていた方がよいとの考えから、円資産を売り外貨資産を買う方針の為、手持ちの円資産は少なめになっています。

 

日本円資産が少ない理由② 本業から日本円の収入があるから

日本で生活する以上、納税や支出は円が必要です。しかし現在は、労働収入として定期的な円収入があるので、過剰に円を持つ必要がないと考えています。逆に、経済的独立を達成後は、もう少し円資産を保有しておく必要がありますが。

 

金や、債券は保有しないのか?

私の考える理想の資産構成は、債権を2~5割金を5%ほど組み込む構成です。

ですが、現在は資産形成の初期段階であり、想定投資期間も長い為、今は株式を多めでリスクを多めに取りリターンを稼ぎたいと考えており、債権や金をあえて組み込んでいません。こちらも資産形成がある程度進んだ際に、これらを徐々に組み込む予定です。

 

 

 

最後に

日本には資源が無いと書きましたが、多くの国が羨む水資源や、世界に誇れる観光資源があります。(日本の水資源を外国資本が買っているという話を聞きますし、かつて産業で世界を圧巻した国が、観光国になっているというのは、落ちぶれ感するのはわたしだけでしょうか?)

それに、政府が日本にインフレを定着させる試みが成功すれば、日本は変われるかもしれません。もし変わるのであれば、私は喜んで将来の見通しに修正を加えてきたいと考えています。(私も一日本人として自国の衰退は望んでいませんので)

 

後編に続きます。

 

 

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