大事なのは「負けても死なないこと」

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みなさんは投資において、心がけていることはありますか? 

 

私は負けても、死なないことを心がけています。死なないというのは文字通りではなく、再起不能を意味します。

 

師匠との雑談

10年以上前に、雑談をしていた時の話です。

 

 

妄想屋「職場の坂〇さん、パチスロのトータル収支+らしいですよ。凄いですねぇ。・・・それに比べて、岡〇さんは毎回負けてますけど、この差は何なんですかねぇ。」

 

師匠「あぁ・・・それは負け方を比べてみれば分かる。岡〇が負けた後はどんな感じだ?」

 

妄想屋「(精神的に)再起不能になって死んでます(笑)」

 

師匠「だな(笑)じゃあ、坂〇さんはどうだ?」

 

妄想屋「聞いた話だと、勝てそうになければ、短時間で引き上げるみたいですね。」

 

師匠「その差が両者の勝敗を分けているといってもいい。いいか?負けても死なないことが大事なんだ。勝負事はいつも勝てるとは限らないよな? だから負けは小さくして辛抱強く勝てるチャンスを待つんだ。で、勝てる時が来たらたくさん勝っておくと。 というか、そもそもギャンブルは割n・・・・うんぬんかん。」

 

 

負けても死なないの考察

再起不能になると

投資における再起不能は、投資資金の大半を失うことです。その後、勝てるチャンスがきても、投資額は小額になり、損失より遥かに少ない利益しか得られないことでしょう。又、取り戻せたとしても多くの時間を失うでしょう。

 

そして、大きな損失は精神的な苦痛も与えます。その苦痛から逃れようと、市場からの退場を検討したり、損失を取り戻す為によりハイリスクな投資に手を出す欲に駆られやすくなります。

こうなれば何の為に投資に手を出したか分かりません。だから負けても死なないことが重要なのです。

 

市場に残り続ける事の重要性

市場に長く残ることには、少なくとも3つのメリットがあると考えます。

 

まずは、多くの経験を積める事です。人は見聞きより、体験した方が多くの経験を得られます。そして長くいるほど、多くの経験を積めます。経験の多さが勝率に比例するとは言いませんが、長期的には少しでも勝率を増やし、負率を下げることに寄与していると私は感じています。

 

次は、良い局面に遭遇する可能性が増えるメリットです。市場は常に変化しています。意見が真っ二つに分かれ、プロでも難しい局面もあれば、プロからから投資初心者まで何を買っても利益を上げられる局面まで様々あります。なので市場に長くいればいるほど、そんな勝てるチャンスがより多く巡ってきます。

 

最後に複利を効かせることが出来るメリットです。複利は投資資金が生んだ利益が、更に利益を生むことです。複利の効果は金額が小さく、投資期間が短いうちは、小さく感じるかもしれません。しかし、投資資金が増えるほど、投資が長期になるにつれ、大きくなっていきます。私のようなに資金が少く、凡庸な投資家はぜひ時間と複利を味方にして増やしていきましょう。

 

 

最後に

私も株式投資で多くの失敗を重ねてきましたが、この教えのおかげで市場に残り続けることが出来、利益を上げることが出来ています。引き続きこの教えを守っていくと同時にこれからも皆さんに共有していきたいと思います。

 

 

 

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