節約術その⑧ 怒りの感情をコントロールする 

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みなさんは、人間関係で怒りの感情に支配された経験はありますか? 私は基本的に温厚を自認している反面、短気でもあり、数年前までよく怒りの感情に支配されていました。

 



私の怒り体験

私の怒り体験は主に仕事の人間関係で・・・いや、ほぼ全て仕事の人間関係です。今まで仕事で関わった大半のひとは素晴らしい人たちでしたが、ほんの数%ほど私をイラつかせるとんでもない人がいました。

ミスは人になすりつけ、手柄を横取りする同僚、口の利き方がなっていない年配者、人をばかにした態度の顧客など。

何度怒りの感情に支配され、何度我を忘れそうになったか分かりません。言い返したり、手はだしませんが(よく我慢できと思います)、代わり自分の中に大きなストレスを溜めて込んでいました。

 

そのストレスは暴飲暴食や、散財、物やひとに当たり発散しがちです。

節約や貯金を始めてから気づきましたが、これらは節約の大敵です。当時の私は、このままでは貯金が進まないと危機感を抱き、怒りに対する対処を考えることにしました。

 

怒りの感情への考察

怒りとは、他者からの攻撃に対する本能的な防御反応だと考えました。

 

攻撃とは、叩かれるなど直接的な攻撃だけではありません。言葉や不遜な態度でも本能的には攻撃になると私は考えます。

 

例えば、攻撃者は他の人には普通に接し、あなたにはだけは馬鹿にした態度をとるとします。

攻撃側の心理は、他の人には一定の敬意を示すが、あなたにはその価値がないので敬意を示しません、とあなたや周囲に表明したいという心理が現れています。

 

 

集団生活において評判や信頼は財産です。

会社ではその財産を元に人事評価が下され昇給や賞与に反映されるのは言うまでもありません。現代においても財産へダメージは大きく、それを意図するものだから、これは攻撃の一種だと考えたわけです。

 

となると、本能的な防御反応なんで攻撃されると怒るのはしょうがないよね、となってしまいます。

本能で解決するのは無理そうなので、理性の方でどうにかするしかありません。

 

私の怒りの対処法

私が考える攻撃者へ対抗策は2つあります。

1つ目は相手に期待しないこと。

2つ目は攻撃者を格下の人間だと見下すことです。

相手に期待しない

不遜な態度の人に対し、普通の態度で接してくることを期待するとその落差分の怒りが発生します。

だからその人は不遜な態度をとって当たり前だと考えを切り替えます。そうすると落差はなくなり、怒りが発生しません。なぜなら想定通りの態度だからです。

 

格下の人間と見なす

これを態度や口に出しましょうという話ではありません。心の中で思うという話です。

社会的に強者は弱者に寛容であるべきです。

攻撃者は一人前の大人ではありません。精神的に幼い弱者です。対してあなたは精神的強者です。不遜な態度や、なっていない口のきき方に、いちいち反応をしめさず強者の余裕をみせつけ受け流しましょう。

 

格下の人間の挑発に乗ることはつまるところ、相手の土俵に降りることです。土俵にあがるではありません。降りてしまうのです。

気持ちと、余裕の表情で軽くあしらっておきましょう。

 

最後に

いかがでしたか? 急に出来るなら苦労はしませんが、私の場合は資産形成が進むにつれ、徐々にコントロールできるようになりました。

いわゆる、金持ち喧嘩せずですね・・・まだまだ道半ばですが。

 

 

 

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