節約術その⑪ 資産形成に不利な支出

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私にとって、この支出がないから、もしくは辞めたから資産形成が進んだと思う支出について書きます。

 

 

(人の趣味趣向を否定するものでは決してございません。我慢を強いられることはストレスや人生が楽しさが減じてしまう可能性もあり、無理をして減らしたり辞めることはお勧めしません。むしろ投資家目線ではで引き続き消費して欲しい・・・)

 

タバコ

ニコチンには強力な依存性があり、習慣化してしまえば自分の意志でやめることが困難であり、タバコ代が固定費として発生します。このタバコ価格は今後も上昇すると考えられ、資産形成には大変不利な支出の一つと言えます。

 

タバコ価格が上昇すると考える理由は、先進国で喫煙者数が減少傾向にあり、タバコ会社は売上高の減少を値上げによりカバーしようとしているからです。(投資家として実際に何度も見聞きしています)

同じくタバコ税も財源の維持・拡大の為、健康増進を図る為など、多くの大義名分があり今後もタバコ増税はさけられないでしょう。

 

そしてタバコ最大のリスクは、健康を害するリスクが高まることでしょう。健康に対する損失は金額に換算することが難しいほどの損失ですし、治療に莫大な費用がかかってしまいますので、資産形成に関しては百害あって一利なし言わざる負えません。

 

ギャンブル

パチンコ、スロット、宝くじ、競馬、競艇、競輪、カジノなど様々です。

 

公営、民営の違いはありますが、いずれにも共通するのは参加者が出したお金が胴元が利益として抜き取り、残りを参加者全員で奪い合う仕組みです。

 

短期的には参加者が買ったり、負けたりしますが、長期的に見ると勝ち続ける事が出来る人はほとんどいません。マイナスサムゲームにおいて勝者は胴元だけの割合わない勝負なのです。

もちろん少額で娯楽の範囲で遊ぶならよいと思いますが、勝負としてギャンブルすることは資産形成における大きな障害といえます。

 

ローン利息

借金は時間を買う側面があることを重々承知していますが、今回は支出の面のみで語ります。

ローンは高額な買い物する際に、利息を払い借金することです。

利息は、借入額・金利・借入期間の要素で決まり、期間が長いほど、金利が高いほど、借金の金額が多いほど支払利息の負担は大きくなります。

 

家や車と言った金額の大きな買い物を全て現金で支払う、というのは難しいので、ローンを組むのはわたしたち庶民には仕方のないことです。

ですが、頭金を多くし借入を減らす、繰り上げ返済で早期に返済するなど、利息を減らす努力は可能です。

資産形成をするなら申請が通るからと言って、負担の大きなローン契約を結ばず、身の丈を考えて頭金を貯めるまで我慢するなどの工夫が大事と言えます。

 

 

ただし、いいローンの組み方もあります。家を一括で購入資産があるといった場合。

例えば、あなたの資産の利回りが年平均5%、ローンの金利が2%だとしたら、それはあるローンを組む意味があると言えるかもしれません。

あなたが資産を売却し全てを家の購入資金に充てると、資産利回りは0%に。資産を売却せずにローンを組んだ場合は、資産利回り5%、ローンの金利が2%差し引き3%の資産利回りが残ります。

まぁローンの2%は確実に取られますが、資産利回りは保証される物でもありませんので、考え方次第ではありますが。

 

 

 

 

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