資産2000万円に到達して、変わったこと、変わらなかったこと

私は今年の8月末時点で資産2000万円を達成しました。

どこまでを資産額とするかは人により分かれるところですが、私の場合は借金やローンを差し引き、尚且つ家族や家計資産とは切り離した個人の純資産額になります。

私の資産の8割近くは米ドル資産の為、昨今の円安により円換算の資産額が押し上げられている側面はありますが、とりあえず資産2000万円は2000万円です。

 

今回、お金持ちやアッパーマス層への入口と言われる3000万円ではなく、中途半端な金額とも言える2000万円を取り上げた理由は2つあります。

 

①新NISAの非課税枠が1800万円

新NISAの非課税投資枠は合計1800万円になります。流石に資産全額を投資にという人は少ないと思われますので、2000万円は新NISAフル活用する上で必要最低額ではないかと考えていることが理由の一つです。

 

②老後2000万円問題

この問題も人により解釈が分かれるでしょうが、私は「贅沢な支出を行っている家庭では夫婦で2000万円不足するよ」という風に解釈しています。家庭の収入、支出により不足額は増えも減りもするでしょうが、普通の家庭で2000万円は十分すぎる金額だと私が考えていることが理由の2つ目です。

 

 

 

個人純資産2000万円に到達した私視点での感想

 

2000万円の資産を築いて変わったこと

まずは自分に自信がついことでしょうか。自分なりに努力した結果が身を結んだことで、自分の考えや哲学に自信が持てるようになりました。自身の考えに自身がもてることで、努力することへのモチベーションUPにも繋がり、資産形成のよい好循環を生んでいるように感じています。

また、些細な問題に動じなくなりました。他人の挑発を受け流したり、気に要らない相手に対しても頭を下げることも抵抗がなくなった気がします。金持ち喧嘩せずの心境でしょうか。(私は、まだ金持ちには程遠いですが)

 

次に、将来に対する不安が軽減されたことです。老後の2000万円問題を早い段階で解決できた上に、老後までの長い期間、資産を運用し続けることが出来ます。これは私にとって、将来の漠然とした不安を軽減するのに十分すぎる働きをもたらし、目の前のことにより一層打ち込むことが容易になりました。

 

 

2000万円資産をきずいても変わらなかったこと

現在も、労働に対して、収入的にも精神的にも依存している点は変わりません。年間の配当収入見込みもせいぜい20万円程度(ドル円150円で計算)であり、仮に全資産を高配当株に投資しても生活費の賄うにはまだ資産が足りません。

労働への依存から部分的にでも脱却するには、まだまだ多くの資産が必要であることを痛感しています。

 

あとは金銭感覚でしょうか。ちょっとした高級車が買える資産にはなりましたが、相変わらず必要な支出は躊躇せず行うが、不必要な支出はしないというマインドは変わりませんでした。更なる資産形成を行う上で都合が良いことではありますが。

 

最後に

一度書いてみたかったネタをついに書くことが出来ました。次は3000万円を達成したときの心境の変化を書くことを目標に頑張りたいと思います。(資産形成も、ブログも)

 

ブログやYOUTUBEにおいては高収入者や、2馬力で資産形成を進めている方も多くおり、2000万円到達と聞いてもレベルが低いなと感じられるかもしれません。(私も2馬力を考慮すると資産額は1.5くらいになります)

 

又、若い世代では、早い段階から資産形成の重要性に気づいている方も多く、30代になる頃には私以上の立派な資産を築く人も多いでしょう。

 

しかし、平均年収300万前半ほどで20代の大半を浪費して過ごし、現在30代ということを考慮すれば、よくやっている方ではないかと自負しております。資産形成の重要さに気づくのが遅れても、収入が多くなくとも、やれるんだということをこれからも証明し続けていきたいと改めて思いました。

 

 

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