私が長期投資と相性が良い自己投資を紹介してきました。以前の内容はこちら。
今回は最後の自己投資紹介になります。
体を適度に動かすこと
体を動かすことには様々なメリットがあります。その内容を前回の紹介した、本を読むことと、十分な睡眠をとることなどに結び付けて紹介していきます。
本を読む(勉強)との相性が良い
適度な運動は気持ちをリフレッシュさせ、ストレス発散効果、集中力向上、記憶力向上に繋がるといわれています。
運動は一見、体だけを動かしているようにみえますが、実際は脳が活発に働いて様々な刺激を受けています。
運動習慣がないと体力が衰えていくように、脳にも様々な刺激を与え、使ってやらないと、記憶力や集中力などの機能が鈍くなってしまうのです。適度な運動は勉強や読書における脳の準備運動といってもよいかもしれません。
このように、適度な運動は読書や勉強と相性が抜群でやらなきゃ損!!といえるほどの効果が見込めるのです。
睡眠との相性が良い
へとへとに疲れた後は、ぐっすり眠れる。長い人生において、一度はこのような体験をもっている人は多いのではないでしょうか?
へとへとでなくとも、適度な疲労感は入眠のサポートや、睡眠の質を向上させるといわれています。
特に、仕事での精神的な疲労を感じている方は、軽い運動であっても、気持ちのリフレッシュ、ストレス発散効果の面からも、睡眠の質向上のよい手助けとなってくれるでしょう。
長期投資との相性が良い①
運動は、体形やスタイルの向上・維持を通して、自分の自信につながることから、長期投資と非常に相性が良いと考えています。
特に筋トレにより自信がついた、という声をよく耳にします。日々の努力が結果に結びつき、成功体験を得ることで、自分に自信がつくということです。
長期投資とは、短期的な外野の意見に惑わされず、自分が築き上げた投資哲学を貫き続けることが成功につながると私は考えています。
これは新たな情報収集を辞め、自分の考えを頑なに変えないわけではありません。情報は常に収集しつつ、自分の頭で考え、自身の投資哲学に組み入れるか判断し、日々改善を加えていくということです。
自分に自信が無ければ、自分の判断に自信が持てません。判断に自信がなければ、自分の投資哲学にも自信が持てません。自身の投資哲学に自信がなければ、外野の声に惑わされ右往左往し、高値買い、狼狽売りを繰り返してしまうかもしれません。
なので自分に自信を持つ、ということは長期投資成功のカギの一つだと考えています。
もちろん根拠のない自信は論外ですが、思考停止せず、自分の頭で考え続けることができるのであれば大丈夫だと思います。
長期投資との相性が良い②
さて前回、長期投資の最大の敵(ラスボス)は寿命であるかもしれないと言いました。
あまりにハードすぎる運動は寿命を縮める可能性がありますが、適度な運動が寿命を縮めるとは聞いたことがありません。また運動が健康にとって良い事であることは誰も否定できないと思います。
健康で、少しでも長く生きる可能性を高める上でも、適度な運動は欠かせないもであり、長期投資家にとって必須といっても過言ではないと思っています。
最後に
今回、3つの自己投資について整理していて、ネットワーク効果を再認識しました。それぞれ、単独での効果に加え、組み合わせることで効果の上乗せが期待出来るということです。例えば、適度な運動を行えば、より良い睡眠と、読書や勉強の効果が高まるというようにです。
知識においても、投資に関する本だけでなく、様々なジャンルの知識や考え方を取り入れることで、ネットワーク効果により、投資の考え方により深みや新しい視野を与えてくれると私は考えています。
以上になりますが、今回の内容がみなさんの判断材料のひとつにでもなれば、幸いです。