前回「投資をした方が良い人、しなくても良い人中編」の続きになります。
私が投資をしなくても良いと思う人
前編と中編の内容を踏まえまとめていきます。まずは投資をしなくても良いと私が考えている人から。
①元本割れが嫌な人
投資とは、リスクを引き受ける代わりにリターンを得る行為です。出来るなら誰しもリスクは負いたくありません。しかし、リスクを負わずしてリターンを得ることは出来ないのです。
②将来より今を重視する人
投資とは基本的に長期及び、資金も拘束するものです。また投資成果の拡大には定期的な資金の追加もかかせません。そしてそれは少なからず現在のお金の使い道を制限することを意味します。
投資とは今ではなく将来を見据えた行動なので、あなたが将来より現在を重視するのであれば、投資せず現在の為に使った方が幸せなのかもしれません。
③自身の労働的価値に自信がある人
投資とは労働以外の収益源確保の側面もあります。なので、将来に渡って自身の労働収入に強い自信があるのであれば、別の収入手段を確保する必要はないのかもしれません。
物価の上昇は昇給で、不景気は自身の高い労働価値で生き残り、老後は現役時代の高い給料と年金保険料から生み出される十分な年金により何不自由なく人生を謳歌することも可能かもしれません。
④将来の日本経済は明るいと考えている人
政府や日銀の金融政策は株価のみならず日本経済を刺激し、物価上昇を上回る賃金上昇の連鎖を生み出すかもしれません。好調な経済から生み出される税収により、年金問題や日本政府の財政問題すらも解決し、経済的な不安から解放されるかもしれない・・・・そんな未来を想定しているあなたには、投資など不要なのかもしれません
まとめ
こう並べてみると分かりますが、労働収入が十分であるか、労働市場にしがみつく覚悟や自信があるのであれば投資は必須ではないとも言えそうですね。
現在の労働収入が不十分であっても残業など長時間労働でカバーしたり、ダブルワークすればよいわけで。私はそれが嫌なので投資をしているわけです。というわけで次回は投資をした方が良い・・・というか検討した方が良い人について書いていきます。では