Dprime(情報銀行アプリ)サ終の要因を考察する

資産形成に関するブログを書いている私ですが、他の方に比べてトレード能力が優れていたり、収入が多いわけではないので、資産形成には節約やポイ活が欠かせません

そんな私が行っていたポイ活先の中のひとつ、Dprimeアプリのサービスが終了するということなので、残念ですが先日ポイントを交換を終わらせてきました。数カ月の利用で楽天ポイント600ポイントになりました。

 

Dprimeとは

サービス終了するアプリなので詳細には説明しませんが、情報銀行とあるように、個人情報や、パーソナルデータなどを預け(登録)、その情報が欲しい企業などからオファーが来て、それを受けるとポイントやギフトなどの対価を受け取れるしくみです。文字通り情報版の銀行ですね。

 

ビッグデータの活用

数年前のGAFA(その後GAFAMやFANGになったりマグニフィント7と呼ばれたり)と呼ばれたころ。これらの企業が強かった理由の一つとして、ビッグデータの有効活用があげられます。ビッグデータとは、例えば、誰がどの商品を購入し、どの商品をどれだけの時間閲覧しているかなど個々の情報を膨大に集めたものです。

GAFAは無料あるいは格安でサービスを提供することで多くの消費者から膨大なビッグデータを集め、それの分析によりサービスを強化するサイクルにより成長してきました。

 

国内でも、銀行を始めとした企業が持つ個人情報を匿名にしつつビッグデータとして生かすべきだという話もありました・・・・最近は話を聞かない気もしますが・・・

Dprimeもその流れにのったサービスだろうと思われます。

 

サービス終について

ニュースなどによると、個人情報の扱いの不安により積極的な利用が進まず、他のリサーチ企業との差別化が難しく・・・というのがサービス終了の理由のようです。

 

利用者目からの考察

パーソナルデータ、オファーと小賢しい云々語られてますが、実態は単なるポイントサイトと変わらない印象です。基本的にログインによるポイント獲得と、たまにオファーが来る程度です。件数も少なく、獲得ポイントも実にしょぼい。オファーが少ない事から、積極的な利用が進まなというのは事実なんでしょう。

 

企業目線からの考察

Dprimeは三菱UFJ信託銀行のサービスです。他のポイントサイトに比べ、企業の利用コストが高かったのでは?と仮説を立て、平均年収を比較します。比較対象は私が良く利用するマクロミルにします。

某サイトにて三菱UFJ信託銀行の平均年収は700万円台マクロミルは400万円台とあり、この差は人件費に影響する可能性が高く、利用コストは競合に比べ高かったのではと推測されます。高いなら付加価値がないと勝ち目はありません。

 

考察ー投資家目線から

ビッグデータを有効に活用するにはまず膨大なビッグデータの確保、そしてそれを分析・活用できる能力が必要だと考えています。

私が考えるGAFAの凄さはデータを収集する方だけではなく、適切に分析し活用できている点です。料理と同じで材料が手に入れば、自然と料理ができるものではりません。下処理を行い適切に料理してやらねばなりません。これはどこの企業にもできることではないので、そのような活用できる企業が少なかったのでも原因ではと考えます

 

最後に

昨今のAI技術の発展によりビッグデータの分析と活用のハードルは下がってきてるのかもとふと、思いました。それはGAFAを始めとした、ハイテク大手企業との差が縮まることを意味するのか、差が広がることを意味するのか・・・

 

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