私の保有銘柄⑥ BTI (ブリティッシュアメリカンタバコ)

私の頭の中の整理を兼ねた、銘柄紹介の第6弾になります。前回の紹介はこちらです。

 

mousouya.hatenablog.com

 

ブリティッシュアメリカンタバコとは

1902年創業のイギリスロンドンに本社を置く、タバコの製造・販売会社です。グローバル展開しており、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋、中東、アフリカなど様々な地域で製造、または販売を行っています。日本の主な販売ブランドではケント、ラッキーストライクなどがあります。

 

私の投資歴

初購入は2018年12月で、株価上昇額が配当2年以上であれば売却し、株価が下がれば再度購入を繰り返していて、現時の累計売却益1109$と累計受け取り配当額268.65$と若干ながら実利益を出しています。

 

現在の保有量は、平均取得単価は34.87$で163株です。

 

投資理由

 

高配当

株式投資平均リターンは年率5%前後期待できるとよく耳にします。期待リターンは、株価上昇と配当金を合わせたものです。

それに対して現在BTIの配当利回りは9.4%(年間配当2.80$で計算)、私の取得単価でも8%の利回りです。つまり、株価に変動がなくとも8%以上のリターンがほぼ確実に期待できるということです。(減配がなければ

もちろん、過度に高い利回りは減配を織り込んでいるという見方もあるのでリスクはありますが、購入の価値はあると考えました。

 

配当の継続期待

2022年の配当支払い総額は4915百万ポンド、当期純利益は6846百万ポンドになるので配当性向は71.79%となります。高めではありますが、まだ余力があるように見えます。

 

収益の成長の方は、2022年の従来品(火をつけるタバコなど)の販売数は8%減少してますが、全体の収益は逆に4%増加しています。

これには従来品の8%増収や、電子タバコなどの新カテゴリー商品の40%増収が寄与しています。

 

この内容から、従来品に対して強い価格決定力があることや、今後も新カテゴリー成長の期待ができることから、ただちに減配のリスクがあるとは考えていません。

(ただし、ニューヨーク証券上場の株式保有者には、ポンド建ての配当が$で入金される為、為替によってはドル建て配当が減ることもあります。)

 

 

最後に

タバコ会社は訴訟や法規制のリスクを常に抱えていて、人気が無いが故に、1900年代前半から2000年にかけて1番のリターンをたたき出した、という話があります。(アメリカ上場株の中での話)

 

現在でもタバコ株に対する逆風は変わりません。新しい電子タバコなどは規制が整っておらず、突然の販売停止や訴訟リスクもあります。(販売停止は一部商品で実際に起きています。)

 

であれば過去と同様に、現在でもそれなり以上のリターンを出すのでは、考えて投資してますが、どうなるでしょうか。BTIについては以上になります。

 

次回は最後の銘柄で、現在含み損100万円になっている某アジア企業(アメリカにも上場)の保有紹介になります。では

 

 

 

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