ver240702
節約術第6弾は支出の先送りについてです。前回はこちら。
夏休みの宿題や、支払いなど、世の中には先送りしない方が良いことが多いですが、支出はそうとも限りません。
買い替え
例えば、車や家電、スマートフォンなど、購入から年数が経ち、ガタが来ると買い替えを検討すると思います。
すぐ購入せずに、しばらく使い続けるとその分、支出を遅らせることが出来ます。
どうせいつかは、買い替えるから意味がないと思うかもしれませんが、そうではありません。なぜなら、買い替え回数が減るからです。
例えば12年というスパンで、2年毎と4年毎に買い替えした場合の支出回数を見てみましょう。
2年毎の買い替えだと支出は6回発生しますが、4年毎では3回の支出で済みます。
長持ちさせる工夫
少しでも長持ちさせるには、工夫が必要です。
まずは、購入時に無駄な機能が多いものを避けることが挙げられます。(何より多機能な製品より安価)
基本的に、機能が多いと機構が複雑になり、故障する可能性が上がります。信頼性や耐久性などで評判が良いモデルを選ぶのも良いです。
次は大事に使用することです。
車なら、急な動作を避け機械に優しい動作を心がける。
スマートフォンなら、ぶつけたり、落としたりしないよう注意する。性能限界付近での使用を控えることで、劣化を遅らせ長く使える可能性が高まります。
最後にメンテナンスや掃除を怠らないことです。例えばエアコンの室外機が雑草で塞がれていたり、フィルターが目詰まりしていると余計な負荷をかけてしまい、寿命を縮めかねません。定期的に機械の負荷を取り除くことを心がけましょう。
新規購入編
次は、新しく購入する場合です。
無いと困るのであれば購入すべきですが、ただ単に欲しいと思った物や、あったら便利かも程度であるなら、とりあえず購入を見送ってみましょう。
購入を見送り時間を置くことで、見えてくることがあるからです。時間を置くことで、実はそれほど欲しいものでないと気づいたり、欲しいと思っていたことすら忘れてしまうかもしれません。
買い物時は理性的に考えていると思い込んでしまいがちですが、実は本能の働きが非常に大きいのです。
ですから、その場で購入せず、時間を置いて、冷静な頭で本当に必要かどうかを見極めることで、不要な物を買わずに済む可能性が高くなります。