節約術その⑥ 支出の先送り

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節約には様々な手法がありますが、今回は支出の先送りについてです。夏休みの宿題や支払いなど、世の中には先送りしない方が良いことが多いですが、支出はそうとは限りません。今回はそれを紹介していきます。

 



買い替え

例えば、車や家電、スマートフォンなど、購入から年数が経つと、ガタが来たり動きが悪くなると買い替えの検討を始めると思います。そこですぐ購入せずに、しばらく使い続けると支出の発生を遅らせることが出来ます。

いつかは結局買い替えるから意味がないと思うかもしれませんが、そうではありません。長期的に見ると購入回数が減るからです。

 

例えば、12年単位で2年と4年毎に買い替えした際の支出回数を見てみましょう。

2年毎の買い替えだと支出は6回発生しますが、4年毎の買い替えだと3回の支出で済みます。

 

長持ちさせる工夫

もちろん何も考えずに結果的に長く使えることもありますが、少しでも可能性を上げるには工夫が必要です。

 まずは購入時に無駄に機能が多いものを避ける、(主観ですが、機能が多いと壊れる可能性が上がる印象。)信頼性や耐久性などで評判が良いモデルを選ぶことが。

 

 次は大事に使用することです。車で言えば、急な動作を避け機械に優しい動作を心がけることや、スマートフォンだと、ぶつけたり、落としたりしないよう注意すること、

性能限界付近での使用を控えることで、劣化を遅らせ長く使える可能性が高くなります。

 最後にメンテナンスや掃除を怠らないこと。例えばエアコンの室外機が雑草で塞がれていたり、フィルターが目詰まりしていると余計な負荷をかけてしまい、寿命を縮めかねません。機械にとっての不要な負荷を取り除くことも長く使う上の工夫だと考えます。

 

新規購入編

次は買い替えではなく新しく購入するパターンです。

無いと困るものであれば購入すべきですが、ただ単に欲しいと思う物や、あったら便利かもと思うものはとりあえず購入を見送ってみましょう。

見送ることで見えてくることもあります。しばらく時間が立つことで実はそれほど欲しいものでないと気づいたり、欲しいと思っていたことすら忘れてしまうかもしれません。

買い物時は理性的に考えていると思い込んでしまいますが、本能の働きによるところが大きいのです。なので、一旦購入を見送り、時間を置き冷静な頭で必要なものかどうかを見極めることで不要物を買わずに済み支出を抑えることが出来ます。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。参考になれば幸いです。

 

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